エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
 内閣府が8日発表の「5月の景気ウオッチャー調査」 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2017/0608watcher/menu.html
によると,街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比0・5ポイント上昇の48・6で,2カ月連続で改善した。基調判断は前月の「持ち直しが続いているものの,引き続き一服感がみられる」から「持ち直しが続いている」に上方修正した。製造業,非製造業とも受注が好調だったことが景況感を押し上げた。

 地域別 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2017/0608watcher/watcher1.pdf では,九州 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2017/0608watcher/kyushu1.pdf ,東北,北陸,四国の4地域で低下した一方,残る7地域で上昇した。九州は2・1ポイント低下の47・8と2カ月ぶりに悪化し「特売商品の構成比を高くしているのに,来客数が前年を下回っている」(スーパー)▽「受注量と売り上げが減少している」(窯業・土石製品製造業)−といった声があった。2〜3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は,全国が0・8ポイント上昇の49・6で,2カ月連続の改善。九州はスーパーや衣料品店,ホテルなどが懸念を示し,1・8ポイント低下の49・0と2カ月ぶりに悪化した。


2017-05-kiki01

◆今月の動き(5月)

5月の現状判断DI(季節調整値)は,前月差0.5ポイント上昇の48.6となった。
家計動向関連DIは,飲食関連等が減少したものの,住宅関連等が上昇したことから横ばいとなった。企業動向関連DIは,非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては,低下した。
5月の先行き判断DI(季節調整値)は,前月差0.8ポイント上昇の49.6となった。
家計動向関連DI,企業動向関連DI,雇用関連DIが上昇した。
なお,原数値でみると,現状判断DIは前月差0.3ポイント低下の50.1となり,先行き判断DIは前月差1.1ポイント上昇の51.5となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は,「持ち直しが続いている。先行きについては,人手不足に対する懸念もある一方,引き続き受注や設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。


 
vol,2は「消費・行動編」。さまざまなデータから見えてくる47都道府県の個性。 各自治体の現在の傾向を知り、ビジネスの即戦力として役立つ県別ランキング掲載項目(都道府県別):特産品/マップ/ご当地料理/ご当地調味料/てっぱん"食"みやげ/特色/現地で役立つ方言etc/外国人旅行者/観光名所/祭り・イベント/お土産・民芸品/血液型分布/郷土と県民性/全国ランキング100選/基本データ/生産と消費/情報化/店舗数と出荷・販売額
 さまざまなデータから見えてくる47都道府県の個性。各自治体の現在の傾向を知り、未来の対策を立てるのに役立つ最新版県別ランキング。
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  テツandトモのブレイクは2003年。青いジャージを着てギターを引きながら歌うトモと、音楽に合せて踊るテツの2人が織りなす芸「なんでだろう」は2003年の新語・流行語大賞にも選ばれた。

 一般に、流行語大賞に選ばれた芸人は一発屋で終わると言われがちだ。だが、あれから13年。彼らはその定説を見事に覆し、全国各地を駆けまわり、CDデビューまで果たしている。今年4月にリリースされた両A面の3rdシングル「
泥の中の蛍/おんなじ空の」は本格的な歌謡曲に仕上がったナンバーだ。

 いったい、はなぜ全国各地で呼ばれるのか。そこには、単なる「再ブレイク」とは言い切れない彼らだけが持つ独自のパフォーマンスが隠されていた。


>>>テツandトモの“地方営業の戦略”がスゴすぎる「毎日新ネタをやっているようなもの」

           出典: 週刊SPA! 6月5日(日) http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160605-01124993-sspa-soci


 芸人の「成功」と言えば、キー局のバラエティ番組に出演し、レギュラーを勝ち取ることに収斂しがちな昨今。

 その点で、テツandトモの仕事はまったく新たな分野を切り開いていることがわかるだろう。既存の市場の中でパイを奪い合うのではなく、自ら市場をつくり、その中で最適なパフォーマンスを披露する。試行錯誤の中で確立された彼らの芸は、一朝一夕で身につくものではないことは、「毎日が新ネタ」という彼らの言葉に象徴されていると言えるだろう。


地方から引っ張りだこーテツandトモの“地方営業

――地方営業が増え始めたのはいつからでしょうか。

トモ:2006年から2012年3月まで、NHKで日曜日の番組をやらせていただいた関係で、長期間の地方営業はできなかったんです。なので、番組が終わった2012年4月以降がより地方の仕事が増えた時期だと思います。

――全国を回られていますが、どのようなイベントに出られることが多いのでしょうか。企業のイベントが多いのでしょうか?

トモ:企業さんもありますし、自治体さんもあります。会社設立記念パーティでしたり、企業さんのお客さまを招いての感謝の集いでしたり。それはもう全国津々浦々でありますね。

世の中、こんなにイベントってあるんだ、と私も芸人になって初めて知りました。

――一般的なお笑い芸人さんの地方営業といえば「どうも~!◯◯で~す!」から始まるコントじゃないですか。そのコントをいろんな場所で、いろんな企業の前で披露するわけです。ところが、テツandトモさんのステージはお客さんによってカスタマイズしていると聞きました。

トモ:そうですね。何が正しいステージなのか人それぞれでしょうけど、私たちの中では自分たちのネタを純粋に楽しんでもらうというのが一つの目標としてあります。

地方営業の場合、事務所によってステージ時間は様々です。15分もあれば30分のケースもあります。でも、15分となると自分たちのネタをするだけで時間がいっぱいになってしまいますよね。

「毎日新しい台本を渡されてネタをやっているようなもの」

 他の芸人の地方営業が15~30分というケースも少なくない中、テツandトモは1時間ステージの上で観客を楽しませることができる。それゆえ、彼らのステージの構成が、ほかの芸人とはまったく異なることは明らかだ。初対面の相手を1時間ものあいだ笑わせるために、彼らはいったい何をしているのだろうか。

トモ:ステージを披露する企業さんの中で知っていること、地方の自治体でしたらその場所の名産をネタに入れたりします。

いまイチオシの商品だったり、社員のみなさんがモットーとしていることなどを事前に楽屋でヒアリングするんです。毎年社員全員で社員旅行に出かける企業さんでしたら、社員旅行のエピソードなんかを入れるわけですね。そうすると「なんで知ってんの!?」と盛り上がるわけです。

――ヒアリングは具体的にどういった方にするのでしょうか。

テツ:呼んでださった担当の方です。部長さんでしたり、若手の方でしたり。20~30分ほどですかね。

――20分ほどの時間で、今日のお客さんならではの「あるある」を引き出せるものなのでしょうか?

テツ:それが難しいんですよ(笑)。ただ、パターンはある程度決まっています。たとえば「会社の前のバス停の名前が最近変わったのなんでだろう~」とか、「会社の最寄り駅はみんな利用するのに、急行止まらないのはなんでだろう~」とか、「業績上がってるのにボーナスもらえないのなんでだろう」とか(笑)。

ふだん皆さんが思われていることを、ヒアリングを通してうまくネタにはめて作っていくわけです。

――なるほど。でも、それは毎回ステージごとに違いますよね?

トモ:違いますね。20分のヒアリングを通して完成したネタを、ステージが始まる前に暗記するんです。なので、毎日新しい台本を渡されてネタをやっているようなものです。ただ、そのぶん笑っていただけた時のインパクトはすごいです!会場が1つになってすごく盛り上がります。

テツ:あとは、会社のスローガンも覚えますね。テツandトモのモットーと、会社さんが掲げているスローガンって方向性が同じようなこともあります。たとえば「お客様に対するおもてなしの心をもとう」とか。なので、会社さんのスローガンを覚えておいて、ネタの最中にサラリと口にしたりします。するとこれまた「なんで知ってんの!?」と拍手をいただける。

――20分でローカルネタを引き出すには何かコツがあるものなのでしょうか。

トモ:過去の企業さんで披露したネタを例に出すようにしてます。以前のお客さんの前ではオフィスが移転した話をネタにしましたとか、半年に一回部署が変わるのなんでだろうって言いましたとか。そうすると「あっ!それなら…」と思いついてくださるんですよね。

――スケジュールの過密さにも驚きますが、これだけ企業さんを前にしたステージが多いのはなぜでしょうか。どういったルートで仕事の依頼が入るのでしょうか。

トモ:依頼は事務所に連絡が入りますので、わたしたちも詳しくはわかりませんが、全国に支店がある企業さんですと、ある場所で行ったステージの評判がよくて、じゃあうちの支店でもぜひというケースはありますね。結果としてその企業さんの全国の支店や支社でネタをさせていただくことがあります。

◆「ひつまぶし」と言ったところで誰も「お~!」とはならない

――何回も行っている場所もあると思います。そうなると、情報が蓄積されてネタもどんどん深化していくのでは?

トモ:そうですね。ある町のステージだったら、町のローカルネタをやります。たとえば愛知県のある町に行くとしたら、愛知県という括りは広すぎるんです。「ひつまぶし」と言ったところで誰も「お~!」とはならなくて、町の地元のスーパーの話を入れ込むわけです。

テツ:そういったヒアリングで得た話はすべてネタ帳にぜんぶメモっていきます。ただ、書きだしたのは2年前で。それまでは書きとどめていなかったのでもったいないことをしました(笑)



林家たい平師匠との共通点

――全国どの場所でも笑いを取れそうです。これが地方から引っ張りだこの理由だったんですね。

トモ:とは言っても、30代のころは単にネタを披露するだけだったんですよ。地方のステージでは50代以上のお客さんがメインのケースが少なくありません。それで、50代の人たちは私たちを求めてないだろう、と思っていたこともありましたね。

それで、どうしたらこっちを向いてくれるのだろう、面白いとおもってくれるのだろうと考えて色々やってみたんです。

――試行錯誤ですね。

トモ:たとえば大きな声を出してみたり。でも、大きな声を出せば出すほど誰も聞かなくなるんです。逆に、何も声を出さないほうがみんな注目して聞いてくれる、なんてことがあったりとか。

――たしかに、大人数での宴会カラオケなんて誰も聞いていないことのほうが多いです。

トモ:それで色んな経験をしながら、現在の形になりました。地方営業でいまの形になったのは40代になってからですかね。

――同じネタを全国各地でやるコピペ的な手法ではなく、毎回ローカライズして、地元の人やその企業の人の「内輪ネタ」を意識的に入れ込むわけですね。

トモ:林家たい平師匠は地方公演で、時間があるときは近所を散歩するそうです。さらに時間があればラーメン店に入り、地元の方とお話をされるんです。そこで得たエピソードを落語のまくらで話すんですよ。これはその地を歩かないと生まれないことですよね。

――その場でネタを調達するんですね。

トモ:方言もなるべく使うようにしています。もちろん、上手くはないのでヘタなりに、です。青森なら「なすてだべ~、なすてだべ~」って言ったり。

 このような方言を交えたパフォーマンスは、小泉進次郎議員の地方演説と通底するところがあるかもしれない。両者に共通するのは、客に合わせたローカライズと内輪ネタを交えて相手を楽しませることだ。

 どの場所でも、どの相手に対しても画一的な振る舞いをするよりも、相手の印象に残ることは言うまでもないだろう。

――基本的なステージの流れを教えてください。

テツ:1時間のステージでしたら、ネタ45分、歌15分という流れをつくります。30分の場合も同じ比率です。よく歌っていたのは『あずさ2号』ですが、最近はワーナーミュージックさんに所属しましたので、シングル曲のほかに、同じレコード会社のコブクロさんの曲を披露するケースも出てくるようになりました。かっこいい言い方をするとレーベルメイトですよね(笑)

――最初のパフォーマンスでお客さんを惹きつけているので、歌もみんな聞いてくれますよね。

トモ:中には「なんで最初から歌ってくれなかったの!?」と言ってくださるお客さんもいますね。歌とお笑いどちらも見てもらえるというのは私達の強みかもしれません。

――最新のシングル曲『泥の中の蛍/おんなじ空の下』も、ネタなしの本格的な歌謡曲です。ミュージックビデオもふざけていない。ジャージも着ていませんし(笑)

トモ:「おんなじ空の下」では客席のみなさんにも歌っていただいたりしています。先日は会社の社長さんまで一緒に歌ってくださったんですよ!



  セブン-イレブンは,店舗づくりなども含め,地域のニーズを捉えてきめ細かに対応している。
 同社では2014年3月に、西日本全体の営業体制強化を図るために組織改編をし、「西日本プロジェクト」を新設。店舗運営、商品開発、店舗開発などを含めた横断的な組織形態で、より地域に根差した運営を進めていくためだ。
 商品部が商品をつくり現場は売るだけという従来のスタイルを変え、オーナー、そして地域の生活者でもあるパート・アルバイトに、地域の味、いつも食べている料理を聞くなど、加盟店を巻き込んで商品を開発。その結果、オーナーやスタッフに自分たちがつくった商品という意識が生まれ、発注に対するモチベーションが上がった。
品揃えが強化されて、チャンスロスが減り、デイリー品を中心に売上げが伸長。関西地区の数字が大きく改善される成果が出ている。
 次いで2015年1月には、商品本部とオペレーション本部の組織を改編。商品本部については、それまで本社に置いていた地区MD商品統轄部を廃止し、「北日本MD部」「東日本MD部」「西日本MD部」に再編した。それぞれの地区に商品開発や推奨の権限を持たせ、店舗の発注・品揃え、地域商品の開発・推奨を強化するための試みだ。


焼酎の1家庭当たり年間消費金額

 総務省統計局の家計調査(2012〜14年の平均値)における都道府県庁所在市と政令指定都市を対象にした,焼酎の1世帯(2人以上の世帯)当たりの年間消費金額ランキングによると,最も支出金額が高かったのは宮崎市の1万5278円。2位は鹿児島市の1万3176円で,山口市,北九州市,熊本市,大分市−と続く。九州で最も少ないのは福岡市(18位)で6992円だった。
 年間消費数量ランキングも同様で,1位は宮崎市の22.7リットル。2位は鹿児島市の15.6リットルで,九州で消費数量が最も少ないのが佐賀市(22位)の9.3リットルであった。

 なお,東京都区部の焼酎の1世帯(2人以上の世帯)当たりの年間消費金額は5870円(30位)で,宮崎市の38%にとどまる。名古屋市(35位)は5558円,大阪市(44位)は5062円とさらに下回る。
 年間消費数量は東京都区部(31位)が8.5リットル,名古屋市(38位)は7.8リットル,大阪市(43位)は7.0リットルであった。


 芋焼酎「黒霧島」を主力とする霧島酒造(宮崎県都城市)は,関東エリアでの営業を強化し,順調に売り上げを伸ばしている。なお,鹿児島県の蔵元113社でつくる県酒造組合も関東以北の市場開拓などで需要拡大を図る方針である。
地方販売をやらない「東京ばな奈」のブランド戦略

 今や地方の名産品が全国どこにいても手に入る時代となった。そうした時代にあって,ご当地販売に徹する“お土産”は,価値が光る。

 東京土産「東京ばな奈」-製造 (株)グレープストーン――黄色いパッケージで知られるこの商品。東京ばな奈」は東京でしか手に入らない代物,地方では決して手に入れることはできない。通信販売ですら入手不可能だという。全国各地の百貨店が開催する“地方名産展”への出品も遠慮しているという。

 東京土産としてジャーな「東京ばな奈」。その販売が開始されたの今から25年前,1991年のこと。東京都庁が丸の内から現在の西新宿に移転した年である。

 意外にもその歴史は浅いこの「東京ばな奈」が,東京の代名詞ともいえる銘菓にまで育ったのは,地方での販売を拒み,東京でしか買えない――この希少性が,「東京ばな奈」という商品のブランド力を高めることとなった。 

  ただし,「東京ばな奈」は地方では販売しないものの,「東京ばな奈」の名前を被せたパイ,ゴーフレットなどの一部関連商品は,オンラインショップや,関西国際空港,中部国際空港内の売店といった“東京以外の地”でも販売している。


送料無料・代引き料有料・消費税込東京ばな奈 ばなな バナナ 7種類から選べる1種類 12個入り ギフト 送料無料 (プリン チョコ 菜の花 バナナシェイク キャラメル メープル)
 

 
三菱東京UFJ、支社再編へ 西日本中心に「空白県」増加

 三菱東京UFJ銀行 http://www.bk.mufg.jp/  は,法人営業を担う地方支社を統合し,2月までに再編する。これにより,西日本を中心に集約を図り,主要都市圏の支社に情報や人員を集中し,取引先企業の海外進出や事業承継といった多様化するニーズに素早く対応できるようにする。

 
 セブン-アイHDのセブンイレブン,イトーヨーカ堂ともに2015年1月の組織変更,人事異動で,地域商品の開発を積極化する姿勢を明確に打ち出した。

 セブンイレブンは,店舗の発注・品揃えと,地区商品の開発・推奨を強化するため,商品本部とオペレーション本部の組織を改編した。
 イトーヨーカ堂は,ゾーン分類を変更。地域ディストリビュータを販売本部に移管し,「北海道」「東北・北関東」「中京」「信越」の各ゾーンに「商品担当」として配置。個店に合わせた商品開発・パウチ惣菜,日配品,飲料とセブンプレミアムが勢揃い仕入れの推進,品揃えの適正化を,商品部と連携して実施する。

 地域向け開発商品の事例としては,厚焼き玉子と肉じゃがある。両品ともセブンプレミアムのPBとして開発され,厚焼き玉子は弁当のおかずにもなり好評だった。だが,厚焼き玉子は関東で食され,西日本では出し巻き玉子が主流。また肉じゃがの具材は関 西は牛肉,関東は豚と食文化が異なる。これを地域の味に合わせた。実際,関西の肉じゃがを牛肉に改めたことで,価格は上がったにもかかわらず3倍の売れ行きを見せたという。

 地域商品の開発は,2014年昨年春関西から始まり,順次,北海道,九州へと広がりをみせている。セブンイレブンでは,セブンプレミアムとデイリー商品を合わせ,全国商品5割,地域商品5割を計画。関西などでは,カテゴリーによって7割に及ぶ商品もある。



 

 

月刊激流 2016年 02 月号

特集大手寡占加速流通業界2016年全予測■大手スーパー・視界不良から薄明かりが射し始めたGMSの再生
■コンビニエンスストア・一強独走追撃の火蓋が切られ日販引き上げ競争が激化
■食品スーパー・好業績に隠された人手不足と客数減の不安材料
■ドラッグストア・必勝パターンがまだ見えず群雄割拠の混迷が続く
■百貨店・想定を超すプラス基調を脅かす波乱要因...

国際商業出版発行 780円

 

 

 

ダイヤモンド・チェーンストア 2015年12月15日号
・2016年1月1日合併号
特集は、「スーパーマーケットから食品製造小売業へ 躍進する阪食」をお届けします。

  食品スーパー業界で今,最も注目されている企業の1つが,大阪府を地盤とする阪食です。エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の企業で,2016年3月期の業績は売上高1249億円、営業利益28億円で,7期連続の増収増益となる見通しです。

  成長の原動力は、「ライブ感」「情報発信」「専門性」をキーワードとする独自フォーマット「高質食品専門館」です。09年に1号店を出店し,現在60店舗近くを展開しています。

  特集では、これまでの足跡を振り返るとともに、食品製造小売業をめざす同社の成長戦略をレポートしました。

  今号はこのほか,香港で高い支持を集める高質食品スーパーのシティ・スーパーを現地取材,強さの秘密を解き明かします。
ダイヤモンド・フリードマン社発行  1,440円

 

 

 

ダイヤモンド・チェーンストア 2016年1月15日号
少子高齢化と人口減少で縮小が予想される食品小売市場。食品スーパーやコンビニエンスストアは大手を中心に積極出店を続けており,限られたパイを奪い合う競争はますます厳しくなっています。

 しかし、メーカーや卸売業に依存した商品政策では,競合他社との差別化を打ち出すことはできません。小売各社は今,自ら産地に出向いたり、メーカーとの連携を強化したりすることで、オリジナリティの高い商品の開発に力を入れています。

  特集では、セブン‐イレブン・ジャパン、平和堂、エブリイ,サミット,フジ,ユニー,ライフコーポレーション,イオン,らでぃっしゅぼーや,日本生活協同組合連合会のバイヤー,マーチャンダイザーを取り上げ,独自性の追求に奮闘する姿をレポートしました。

ダイヤモンド・フリードマン社  1,440円

 

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マツモトキヨシHDは,全国を7つのエリアに分け,関東,東海,関西はマツキヨ単体を中心に展開。その他のエリアはグループ企業と共何で事業を進めている。
 2015年10月,北海道・東北の東日本エリアは,ダルマ薬局,甲信越ではイタヤマ・メディコを,中国・四国はラブドラッグスを窟合。各エリアの集約と効率化を囲った。
 また同じ10月,グループ企業の卸売会社「伊藤秀商事」を合併消滅会社とし,日用雑貨卸最大手のPALTACを合併存続会社とする吸収合併を実施した。狙いは,マツキヨが目指す製,配,坂の垂直連携体制の推進。最大手卸に子会社を手放すことで,効率が図れるとともに,連帯強化の効果も得られる。

 「過去のチェーンストア理論の否定」。総合スーパーイトーヨーカ堂の構造改革の基本は,この一点に集約される。
 「売り上げは半分になってもいいから好きなことをやってみろ」。鈴木会長の鶴の一声で2014年から始まった独立運営店の取り組みがその具体的な表れである。個店が仕入れ,販売の権限を持つ個店経営の指向している。 組織も本部から店舗主体に変更。エリア内の店の事務所に,仕入れ部隊や開発担当を配置。売り場の活性化も個店ごとに見直し,肌着の売り上げが良ければ他 部門を縮小しても拡大。また上期は,衣料品を中心に不良在庫の一掃を図ったが,利益を見据えた値下げも店の権限に改めた。

アリオ上尾店(埼玉県上尾市)の取り組み

 独立運営一号店のアリオ上尾店(埼玉県上尾市)では,パートやお客の声を反映して埼玉県の食文化,地域住民のライフスタイルに対応した地域色の強い店に仕上がっている。

 イオンの中核GMS事業を一手に担うイオンリテールも地域色を強めた戦略を明確に打ち出している。2015年2月の組織再編では,東北,北関東・新潟,南開東,東海・長野,近幾・北陸,中四国の6つのエリア分けを実施。支社長を置くことで地域の権限を強めた。
 品揃え、改装など本部の権限を6つの地域カンパニーに大幅に委譲。地域密着の店作りを徹底するのが目的で、支社長を専務執行役貝に格上げしたのも地域会社は本部の「下」ではなく「対等」であることを明確にするため。特に商品は販促も地域で決められる体制となり、そのため地域のバイヤーを大幅に増員。この体制の下で、今後はデリカを中心に地域密着の商品開発にも拍車をかける。

 「イオンスタイル板橋前野町店」は大阪のスーパー,イズミヤ板橋店撤退跡への出店。商圏内には,30代,40代のニューファミリーが多い。「子育てしているオトナ応援」にコンセプトを置き,「子ども」「健康」「集い」「利便性」をキーワードにモノ (商品),コト(サービス)を集積させた。
 イズミヤ板橋店は,「旧来型のGMSそのものだった」が,イオンスタイル板橋前野町店は,それを脱け出し,商圏を深掘りしニーズをユニット化し,それを組み合わせることで特色を打ち出した。地域,個店によって異なるメリハリのきいた店作りへ,その足掛かりを掴もうとしている。



イオンスタイル板橋前野町店
環状7号,8号,国道17号線などに囲まれ,都営三田線志村坂上駅より徒歩8分に立地する。敷地面積約1万平方メートル,延床面積2.5万平方メートル,売場面積8668平方メートルの規模で,地下1階,地上1~3階,20店舗を集結する。

所在地:東京都板橋区前野町4-21-22
TEL:03-5916-8080(代表)
専門店数:施設合計20店舗
核店舗:イオンスタイル板橋前野町
敷地面積:約10,539平方メートル
延床面積:約25,141平方メートル
売場面積:約8,668平方メートル(直営)
駐車台数:319台
駐輪台数:1160台
営業時間:地下1階・1階8:00~23:00   2階・3階9:00~22:00