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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
文字色長崎県は210億円,高知県が234億円,「龍馬伝」経済効果を試算(日銀)

 大河ドラマ「龍馬伝」による経済効果を,日本銀行の長崎支店が昨年7月に,高知支店は昨年10月に,それぞれ試算し発表している。長崎支店は長崎県への経済効果を210億円,高知支店は高知県への効果を234億円と見込んでいる。

▼長崎県内の経済効果は210億円
 長崎県は2010年の県観光客数を08年比で5%増(141万2千人増)の2965万3千人と見込み,03年以来の3千万人台回復も可能と予測している。この経済効果210億円は,県内総生産の0・5%に相当する。

 龍馬伝を長崎県観光振興につなげるための課題としては,坂本龍馬が土佐(高知県)や京都で活躍したイメージがあることや,長崎が舞台となる放映は第3部(7月ごろ)であることから,龍馬と長崎との関連を全国的に周知させる必要性を指摘している。

 経済効果は,観光客が消費する額の「直接効果」のほか,直接効果が各産業にもたらす1次的波及効果と,これらの産業の雇用者所得が増加し,さらに消費に向けられる2次的波及効果を合わせた「間接効果」からなるとし,長崎市に限った経済効果は市総生産の0・9%に相当する1137億円と試算している。


▼高知県への経済効果は234億円

 県内外から高知県を訪れる観光客は約170万人増えると試算。同支店は「宿泊施設を整備するなど観光客の長期滞在を促す工夫をすれば,経済効果はさらに高まる」と提言している。
 県外観光客数が08年比で37万3千人増の342万6千人。このうち宿泊客は17万6千人増の237万4千人と試算。消費額も74億円増の851億円と見込む。

 高知県は06年に大河ドラマ「功名が辻」の舞台となり,宿泊客数が5%,観光施設入込客数が12%それぞれ増加している。その実績データを基に,「坂の上の雲」など四国を舞台のドラマ放映で相乗効果があるとして,3%を上乗せして推定している。

 観光客1人当たりの土産代が500円増加すると,60億円の経済波及効果が新たに生み出されると試算。観光客のニーズにあった新商品・サービスの開発・販売と08年の「花・人・土佐であい博」の経験を生かした官民一体の歓迎対策で,試算以上の経済効果を生み出すことが可能としている。


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