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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
 米国の経営学者マイケル・ポーター(63)は,共著「日本の競争戦略」(2000年)で地域産業を生かした成長戦略が日本の活路とも説いている。
日本各地ででも,地域産業を生かす道が模索されている。

▼昭和シェル石油-宮崎市での新事業
 昭和シェル石油は,出力千キロワットの大型太陽光発電所を宮崎市の子会社工場と建設し太陽光発電事業に本格参入した。宮崎市で発電した電力は子会社の太陽電池工場で自家消費する。昭和シェルによると,国内初の商業用メガソーラー(出力千キロワット以上の大型太陽光発電所)である。

 宮崎市の西方,国富町の丘陵地。ここに,昭和シェル石油による世界最大級の太陽電池工場が稼働している。化石エネルギーの限界を見据え新事業に本格着手した07年,経験のない同社が頼ったのはシリコンアイランドともいわれる九州の半導体工場の集積である。
 手始めの量産ラインはOKIグループの工場の隣。進出当初は,自動車や電機も含めた周辺工場の出身者が集まり,だったという。

プレスリリース:ソーラーフロンティア株式会社宮崎第3工場におけるメガソーラー設置事業についてのお知らせ
        http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2010/042802.html
2011-shell-01
 《ソース:http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2010/042802.html》


▼長野県飯田市の精密機械メーカー-多摩川精機八戸事業所
 長野県飯田市の精密機器中堅,多摩川精機はハイブリッド車に欠かせない特殊なセンサーをトヨタ自動車などに大量供給する。最先端へのこだわりが技術の領域を飛び越える。観測カメラのシャッター用モーターは金星探査機「あかつき」に搭載された。汎用の産業用部品から環境車,より耐性が求められる航空・宇宙分野へと,事業を絶えず進化させてきた。

 同社はかつて長野県内だけで車載用センサーを生産してきた。2007年夏の新潟県中越沖地震で自動車部品メーカーの工場が被災したのを教訓に,リスク分散の観点から08年秋に三沢工場を立ち上げた。
 南部町の福地第2工場は次世代の自動車向け加速度センサーの開発を始める。欧州で装着義務化が進む自動車の横滑り防止装置(ESC)への利用が可能という。
 このセンサーの開発に当たっては、一般的に使われる水晶の約4倍の感度を持つ「ニオブ酸リチウム」の結晶を使う。加工が難しいとされるが、八戸工大などとの連携で極薄加工技術を確立し、センサーの高性能化、小型化を目指す。
 多摩川精機は,「事業所内には開発機能もあり、研究からものづくりまで一貫してできるのが八戸地区の強み。八戸生まれの製品をさらに増やしていきたい」としている。

 八戸市の工場は今や出荷額の半分は現地開発の新型精密モーターなどが占める。地域の技術集積が新たに生まれた。中国での海外工場が稼働したが,社長の萩本範文氏は,「1800人の国内雇用は必ず守り抜く」と断言。地元企業の集まりで「脱下請け」の気概を説く。


▼北陸中心の合繊98社の企業連合
 きっかけさえあれば,古い産業も動き出す。英社のスーツケース「110(ワンテン)」。グローブ・トロッターが、東レと米デュポンの折半出資会社、東レ・デュポンと協力して開発したのが、世界最軽量のスーツケース「110」(ワンテン)。重さはわずか1.4kg。ノート型パソコン並みの軽さだ。航空機内に持ち込めるサイズ(縦38cm×横53cm×幅20cm)のスーツケースとしては最軽量という。

 防弾チョッキに使うアラミド繊維と、航空機の機体やF1カーのボディーにも使う炭素繊維を組み合わせ、衝撃に強い新素材を作り上げた。車輪部分は米国デュポン社の技術による「無音」ホイールを世界で初めて採用した。
 しかも、この軽さは本当に助かる。車輪が付いていても、荷物を詰め込んだケースはやはり重い。最近はセキュリティーチェックが厳しくなって、空港で開け閉めをさせられることが増えたせいもあって、なおさら取り回しに優れた軽量ケースのありがたみを感じる。
 
 この,飛行機に持ち込める大きさで世界最軽量が売り物のヒット商品の開発に,北陸中心の合繊98社の企業連合が関わった。
 触媒になったのは,連合の音頭を取る東レの炭素繊維技術だった。複合材料が得意な丸八(福井県坂井市),織物加工のサカセ・アドテック(同)……。大手の技術を核にノウハウを持ち寄った。新たな事業化の成功に交流も活発化。見本市には欧州のアパレル企業も顔を出すようになった。連携各社は,「ブランド力を高めれば雇用も拡大できる」と意気込んでいる。

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◆世田谷区

 馬事公苑,都立駒沢オリンピック公園,等々力渓谷,都立砧公園,多摩川と,緑あふれるエリアに囲まれた世田谷区。首都圏内だけでなく全国的にも住みよさへの評価が高いのは,こうした潤いあふれる住環境によるところが大です。
 
 交通の便は東急田園都市線,京王線,小田急線と私鉄が担っています。単身者に人気の下北沢,明大前,三軒茶屋,家族世帯に人気の成城学園前,二子玉川,用賀と,幅広く,あらゆる世代に愛される街が広く点在していることから,ここ数年の人口増加率も2.0%と新宿に次ぐ増加率です。

◆渋谷区

 渋谷駅界隈を中心に,原宿,青山,恵比寿,代官山といったショッピングエリアが広がり,道々に立ち並ぶ商業・娯楽施設をつなぐように,きめ細かく交通網が広がっています。

 そして,明治神宮や代々木公園など,都心とは思えないほど深い森が広がる自然豊かなエリア。緑比率は6区中で世田谷区,杉並区に続く第3位と,緑に恵まれていることも渋谷区の魅力の一つです。
 また,人口一人当たりの図書館数も世田谷,渋谷,中野,新宿,目黒,杉並の6区の中では第1位。こうした点も人気の要因と思われます。


⇒関連HP 県民性-風土記

   
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    http://seminar.hj.sanno.ac.jp/s/3097

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