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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える



人口流動の地方再生学』の主張

 地方再生は地方発であるべきだ!日本人がもっと動けば,地方も都市も元気になる!地方を衰退させたのは,日本と日本人の「中央集権」である。多様に生きる人々が「居場所」を求めて活発に往来する「人口流動社会」でこそ,地方は再生できる。


<内容紹介 p43>

 地方や集落の衰退の原因として経済の大都市圏への過度の集中が指摘されるが,しかし日本人がもっと動けば,様子はかなり違ってくる。それによって地方や集落での消費が増加することは,それだけ経済が分散することを意味するからである。

 ただしそれは日常的な動きである必要がある。地方の活性化策として観光を重視する向きがあるが,一部の著名な観光地は別として,休日の観光客と日常的な往来では,消費の規模が違う。加えて観光客向けの商業施設が増えても,集落の利便性にはつながらない。またグリーンツーリズムにしても,日本では,訪問側においても,あるいは受け入れ側においても,大都市住民の自然体験や農業体験といった非日常性がその価値として認識されていることが多く,未だ観光の一変形としての域にとどまっている。

 近年では様々な輸送・通信手段が駆使され,先進諸外国との比較において異様ともいえるほど日本の流通機構は巨大化し,精緻化している。国内のほとんどの産品,さらには世界のほとんどの産品を,動かずして手にできる国は日本以外にはなく,日本人ほど消費を謳歌している国民もない。そうして多くの集落は消滅した。

人口流動の地方再生学人口流動の地方再生学
(2009/06/16)
松谷 明彦

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