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「はだしのゲン」鳥取市でも閲覧制限

 NHKテレビニュースによると中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を、鳥取市の市立図書館も、おととしから本を事務室に移し、自由に読むことができない状態にしていた。図書館では今後は制限をなくし誰でも読めるようにしたいとしている。

 鳥取市立中央図書館の館長は「どのような形で閲覧してもらうのがよいのか職員で議論するのをつい怠っていた。図書館として閲覧を制限したつもりは全くなく、今後は一般書のコーナーに移して手にとって読めるようにしたい」と話している。

◆広島県の湯崎知事
 この問題について広島県の湯崎知事は8月20日の記者会見で「『はだしのゲン』は広島の被爆の実相を伝える資料として、長年、たくさんの人が読み継いできたものだ。
 児童や生徒にはこうした資料を通して被爆の実相を理解してもらい、世界の平和と人類の幸福に貢献できる人に育ってもらうことが大事だと思っている。自由に読んでもらっていいと思う」と述べ、閲覧制限は適当ではないという考えを示した。

                                (8/13 15:27掲載の追記)


はだしのゲン 文庫全7巻 完結セット (中公文庫―コミック版)はだしのゲン 文庫全7巻 完結セット (中公文庫―コミック版)
(2010/11/01)
中沢 啓治

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 中沢啓治氏の代表作の「はだしのゲン」は広島市への原爆 投下で、父、姉、弟を失い、みずからも被爆した体験をもとに描かれている。中沢さんがこだわったのは、被爆直後の悲惨な光景をありのままに表現することであった。自身の被爆体験をもとに、戦争、核兵器、平和を題材とした漫画である。世界的にも有名な漫画となっており、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア 語、朝鮮語、ロシア語、スペイン語、インドネシア語、タイ語、エスペラント語、ノルウェー語などにも翻訳されている。


 読売新聞,毎日新聞の電子版記事によると,故漫画家・中沢啓治さんの代表作「はだしのゲン」の描写が過激だとして、松江市教委が、子どもが閲覧する際は教員の許可が必要な「閉架」にするよう全市立小中学校(49校)に要請していた。

 文部科学省は「こうした例は聞いたことがない」としている。

 松江市教委によると、昨年度で市内の小中学校49校のうち39校がゲン全10巻を保有しているが全て閉架措置が取られている。作品には、旧日本軍が人の首をはねたり、女性に乱暴したりする場面があることから、市民から撤去を求める声が上がり、市教委が昨年12月、全校に要請した。


 ゲンは1973年に連載が始まり、1987年に第1部が完結。原爆被害を伝える作品として教育現場で広く活用され、約20カ国語に翻訳されている。

 古川康徳・副教育長は「立派な作品だが、表現が教育上、不適切。平和学習に使う場合は教員が解説を加えるべきだ」としている。

 「ゲン」を研究する京都精華大マンガ学部の吉村和真教授の話 作品が海外から注目されている中で市教委の判断は逆行している。ゲンは図書館や学校で初めて手にした人が多い。機会が失われる影響を考えてほしい。代わりにどんな方法で戦争や原爆の記憶を継承していくというのか。

 教育評論家の尾木直樹さんの話 ネット社会の子供たちはもっと多くの過激な情報に触れており、市教委の判断は時代錯誤。「過激なシーン」の影響を心配するなら、作品とは関係なく、情報を読み解く能力を教えるべきだ。ゲンは世界に発信され、戦争や平和、原爆について考えさせる作品として、残虐な場面も含め国際的な評価が定着している。



>>>八重洲ブックセンター イトーヨーカ堂八千代店の店頭展示 <はだしのゲン 3~10を展示>

 八重洲ブックセンター「イトーヨーカ堂八千代店」では,児童書と絵本に絞り込んで店頭陳列しています。 今月は,アンネの本,『はだしのゲン(3~10)』,『ビルマの竪琴』や,『かわいそうなゾウ』といった第二次世界大戦にかかわる本42冊を展示しています。中国,韓国との領土問題がらみの軋轢もあって,自衛そして自衛隊の役割と存在意義が問われるところです。こうした時勢にあって,戦争を美化したり,あるいは反戦に偏ることなく,客観的そして冷静に記述した児童向けの戦争関連書籍が出版されているのは,日本の良識とも言えるのではないでしょうか。

 また,この本の選び方に八重洲ブックセンターの社員さんのバランス感覚,知性がにじみ出ています。
 

2013年8月05日 観察
八重洲ブックセンター  
はだしのゲン 3~10中沢 啓治
少年口伝隊1945井上ひさし
少女アンネE=シュナーベル
アンネフランクリン
あのころはフリードリヒがいたハンス・ペーター・リヒター
 ビルマの竪琴 (偕成社文庫) 竹山 道雄
禎子の千羽鶴佐々木 雅弘
海をわたった折り鶴石倉 欣二
戦火のなかの子どもたち岩崎 ちひろ
へいわってどんなこと浜田 桂子
おりづるの旅-さだこの祈りをのせてうみの しほ
なぜ戦争はよくないかアリス ウォーカー
てっぽうをもったキジムナーたじま ゆきひこ
ななしのごんべえ佐藤 隆太
非武装地帯に春がくるとイ・オクベ
あした春がくる花島 舞
ぼくの声が聞こえますか田島 征三
さがしていますアーサーヒナリー
せんそうってなんだったの?田代脩
わたしがちいさかったとき-原爆の子長田 新
ひろしまのエノキ
ひろしまのピカ丸木 俊
さくら西 加奈子
風が吹くときレイモンド ブリッグズ
わたしたちのアジア 太平洋戦争1,2古田 足日
おはじきの木あまん きみこ
ちいちゃんのかげおくりあまん きみこ
かわいそうなゾウ土家 由岐雄
火垂る墓野坂昭如
ひめゆりの少女たち那須田 稔
ガラスのうさぎ高木 敏子
ガラスのうさぎ(アニメ版)高木 敏子
チロタップ村のきつね
あの日の空の青を まつい のりこ


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                                    8/16 11:32掲載分の第2稿
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┗■2013年7月の貿易統計-財務省

2013-07-zaimu

 財務省が19日発表の今年7月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆240億円の赤字で、7月としては比較可能な統計が残る1979九年以降最大の赤字額となった。13カ月連続の貿易赤字を記録し、赤字額は前年同月の1.9倍に拡大した。円安が進んだことで、原油や原材料の輸入額が膨らんだことが主因。赤字額は対中国のほか、対EUも自動車や医薬品の輸入が増え、いずれも7月で最大だった。

 円安傾向を追い風に自動車などの輸出は増えているが、燃料などの輸入額は高止まりする見通し。貿易赤字の解消にはなお時間がかかるとみられ、財務省は「動向を注視したい」としている。

 輸入は前年同月比19.6%増の6兆9860億円と9カ月連続の増加となった。外国為替市場で前年同月は1ドル=79円台半ばだったが、ことし7月は1ドル=98円台後半まで20円近く下落し、原油の輸入額が30.2%増。原発の長期停止で火力発電用の液化天然ガス(LNG)も16.9%増と大幅に増加した。

 国・地域別では、中国からの輸入が18.3%増え、過去最大の1兆4909億円。衣類やコンピューターサーバー、半導体などの電子部品が増加。中国を含むアジア全体では、マレーシアからのLNGの輸入が膨らみ3兆1207億円と過去最大を記録した。

 一方、輸出は12.2%増の5兆9620億円で5カ月連続の増加。自動車に加え、ペットボトルや合成繊維の原料になる有機化合物の輸出が好調で、実際の売れ行きを示す数量ベースで14カ月ぶりに増加に転じた。


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┗■2013年上四半期の貿易概況-東京税関


2013-08-narita16


 東京税関まとめの2013年上半期(1~6月)の貿易概況によると,
・東京港は,過去最高の輸入額及び輸入超過
・成田空港は,過去最高の輸入超過
・羽田空港は,過去最高の輸入額
であった。

◆東京港
 ・輸出は24,714億円、前年同期比4.3%増で2期ぶりに増。
 ・自動車の部分品及び科学光学機器等が増加。
 ・輸入は46,713億円、前年同期比13.2%増。7期連続の増。
 ・衣類・同付属品及び電算機類等が増
◆成田空港
 ・輸出は40,412億円、前年同期比0.2%増。5期ぶりに増。
 ・非鉄金属及びIC等が増加。
 ・輸入は51,364億円、前年同期比10.8%増。3期連続の増。
 ・通信機及びIC等が増加
◆羽田空港
 ・輸出は1,019億円、前年同期比45.2%増。5期連続の増。
 ・電気回路等の機器及び再輸出品等が増加。
 ・輸入は2,588億円、前年同期比0.1%増。6期連続の増。
 ・通信機及び科学光学機器等が増加。


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成田空港貿易概況 2013年上半期 輸入超過 1兆952億円

 東京税関がまとめた、2013年上半期(1~6月)の成田空港貿易概況では、全体で1兆952億円の輸入超過となり、半期としては過去最高だった。 

◆輸出
 輸出額は4兆412億円で、前年同期に比べて0.2%と微増だった。
 輸出額の国,地域別では,で最も規模が大きい対中国(香港・マカオ含む)が1兆1267億円、対米国も7131億円と、いずれも2%余り増える回復傾向を示し、全体で東日本大震災前の2010年上半期以来のプラスとなった。
 しかし、EU向けは6.9%減の5381億円と、依然、低迷。ユーロ危機などによる信用不安が響いたとみられる。

 主要品目別では、IC(集積回路)が3138億円と4.3%増えた半面、写真機用レンズや計測機器類の科学光学機器は2668億円と6%減った。半導体製造装置は1976億円と15.3%の大幅減。

◆輸入
 輸入額は5兆1364億円で,10.8%増であった。輸入額の国・地域別ではは中国から1兆2579億円と2割近く増え過去最高。次は1兆1737億円のEUで、米国は1兆1050億円で3番目だった。
 主要品目別では、スマートフォンなどの通信機が6693億円と大幅に伸び、下半期を合わせ4期連続で最高だった。医薬品は5277億円、ICは4579億円と、いずれも2桁台の伸びを示した。