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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
10月には1日に常陽銀行と足利銀行を傘下に置く足利ホールディングス(HD)が経営統合した。

<常陽銀と足利HD「あくまで地元のため」>

 10月1日,常陽銀と足利HDが1日,経営統合し,新会社「めぶきフィナンシャルグループ(FG)」を立ち上げ常陽銀と足利銀は傘下に入る。統合後の総資産は約15兆円と地域金融グループで第3位となった。「統合によるシナジーを発揮」(常陽銀の寺門一義頭取)し,地域の活性化を目指す。

 めぶきFGは社長に常陽銀の寺門一義頭取,副社長に足利HDの松下正直社長が就任した。本社は常陽銀東京営業部(東京都中央区)に置き,両行の本店所在地は変更しない。
 統合により茨城と栃木を中心に東京,千葉,埼玉,群馬などにわたって広域営業ネットワークが構築される。店舗数は常陽銀が179店舗,足利銀の153店舗。両行を合わせると332店舗,従業員数は約6700人となる。
 両行は事務手続きやシステム共通化などを推進。経費削減などで20年度までに150億円の相乗効果を見込む。また統合による業務などの効率化を図り,150人程度の人員を捻出し,顧客対応へシフトさせる目論見。5年間で約15店の新規出店を目指す。


 常陽銀は16年7月,水戸市とまちづくり全般に関する包括連携協定を締結。市内で事業創出を目指す企業を支援する融資制度などを新たに設けた。足銀も6月までに宇都宮,小山,下野の栃木県内3市などと商工振興などに関する連携協定を結んでいる。

<茨城・栃木が得意とする農産物で>

 両県が得意とする農産物の品目も茨城は白菜やレンコン,栃木はイチゴやかんぴょうなどで競合せず,製品開発などで協力関係を築ける余地がある。両行は統合後,初めて合同で食やモノづくりに関する展示会などのイベントも複数回開く予定で,県境という垣根を越えて企業の取り組みを後押しする。

 
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