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熊本に本社移し復興貢献 平田機工,新規雇用も

  生産設備メーカーの平田機工は2016年06月23日,本社を東京から創業地の熊本市に移転した。同社は「熊本地震の復興に貢献したい」とし,熊本県内の工場で新たに100人以上を有期雇用する方針を明らかにしている。

 平田機工は1951年設立。自動車や半導体の生産設備を製造する。世界40カ国の企業と取引実績があり,グループ全体の売上高は年間約500億円。

 81年から東京に本社を置いてきたが,主要な取引先が国内企業から海外企業となり「東京を本社にしている利点がなくなった」として,熊本移転を検討中に地震が起きた。

 従業員1人が犠牲となり,県内4工場も被災した。生産停止に追い込まれた大手や地元企業も相次ぎ「『ものづくり』が熊本からなくなり,人が出て行く。悲しくなった」と振り返る。移転を決断した。

 厚生労働省の集計では,地震の影響で一時的に離職した人や,休業した人は3千人を超えた。こうした状況を踏まえて移転に際し,25人程度の定期採用に加え,100〜150人を県内工場で有期雇用し,被災者の生活再建を支援する。

 ここ数年,業績は増収増益が続いている。次世代パネル「有機EL」の需要増などを背景に熊本工場を増設し,生産体制の強化を進めるという。

 「復興には10年単位の時間がかかる。(義援金などで)一時的にお金を出すより,熊本に世界中から仕事を受注し,利益を還元する方が貢献につながる」。再び地元企業として根付く決意という。







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