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東京・日比谷公園のほぼ中央に位置する老舗洋食店「日比谷松本楼」。大正時代に,ハイカラ洋食として大流行したビーフカレーは今も人気メニューのひとつ。多くの文化人らに愛されてきた,昔ながらの味です。

 明治36年に日本初の洋式公園として誕生した日比谷公園。都心とは思えない緑の森のなかに,白壁でレトロな外観の老舗洋食店「日比谷松本楼」があります。

 この店は日比谷公園と時を同じくしてオープン。大正12年の関東大震災,昭和46年の沖縄返還デモでの放火と2度焼失し,現在の建物は3代目です。

 店の誕生当時は,まだ洋食が珍しかった時代でした。夏目漱石や石川啄木,高村光太郎…。さまざまな文化人や芸術家が店に集まり,芸術談議に花を咲かせたということです。

 大正時代に入ると,モボ(モダンボーイ)やモガ(モダンガール)と呼ばれる先進的な若者の間では,「松本楼でカレーを食べて,コーヒーを飲む」のが大流行しました。

 ハイカラビーフカレー(1100円,税別)は,日比谷松本楼1階の「グリル&ガーデンテラス」で受け継がれています。

 「カレーは家庭でも作ることができるし,食べ慣れているからこそ難しい。家では出せないといわれる味を目指しています」とのこと。とろみのある英国風のシンプルなカレーで,具材はタマネギと牛肉だけ。今でも人気のメニューの一つです。

 ハイカラビーフカレーは,4日間かけて作りあげています。まろやかな味わいで,舌にわずかに残る辛さと酸味がほど良い。ゴロリとした牛肉の角切りは,煮崩れを防ぐために表面を焼いてあります。


9月25日は「10円カレーチャリティー」の日

 このハイカラビーフカレー,年に1度だけ10円で食べられる日があります。それは,,毎年9月25日に行われる「10円カレーチャリティー」です。沖縄返還デモによる建物の炎上を乗り越え,昭和48年に営業を再開した記念に始まりました。毎年,1500食が2時間ほどで完売するという。

 創業100年を超えた今,懐かしい洋食メニューに咥え,サラダを増やしたり,クラフトビールを扱ったりと時代に対応したメニューと進化しています。



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 ■日比谷松本楼

 東京都千代田区日比谷公園1-2。「グリル&ガーデンテラス」の営業時間は午前11時~午後9時。ラストオーダーは午後8時半。「ハイカラビーフカレー」(1100円,税別),「ハイカラハヤシライス」(1200円,同)など。
 電話番号-03-3503-1451

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