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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
北部九州「『イオン」の拡大路線にストップがかかる

 九州経済産業局発表の九州・沖縄の08年度の大型小売店販売動向によると,全店(397店)では前年度比3.1%減の1兆6025億円と,9年連続の前年割れである。特に百貨店(28店)は同6.6%減の6257億円で,10年連続の減少。スーパーも2年ぶりに前年を下回り,スーパー(369店)・同0.8%減の9769億円。

 こうした状況にあって,イオンは従来,大型店を集中的に配置して地域を面で押さえていく「ドミナント戦略」を進めていたが,グループも拡大戦略にストップをかけた。久留米市の北部にある福岡県小郡市では,イオン九州(福岡市) が計画していた大型店が開業延期となった。当初は09年秋の開業を目指していたが,12年秋の開業になることを小郡市に申し入れたという。予定の店舗面積は4万4000平方㍍。

 福岡市の東部の福岡県福津市では,国道3号バイパス沿いの再開発地区に,イオンモール(千葉市)が出店を決定し,10年末に開店予定であったが,イオンモールが津市に延期を打診してきたという。

 北部九州では,昨秋以降の世界同時不況の影響で,地域の中核産業に育ちつつあった自動車生産が急速に悪化。トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)や日産自動車九州工場(同苅田町)では減産により,多くの派遣社員が契約を解除された。また,半導体やデジタルカメラの工場でも「派遣切り」が続いた。
 元来,給与水準が全国に比べやや低い九州で,こうした雇用不安が消費に大きな影響を及ぼしている。なお,自動車各社の減産は4月以降,次第に緩和されているが,いまだ雇用が回復するには至っていない。

 2011年春,JR博多駅(福岡市)に巨大商業ビルが完成する。九州新幹線の博多・新八代間が開通し,鹿児島まで全線がつながる。博多駅にはH20リティリンググループとなった阪急百貨店が「博多阪急」を開業し,多くの専門店も入る。福岡都市圏だけでなく,九州一円からの集客を見込んでいる。
 新幹線がつながる熊本や鹿児島では,ストロー効果による百貨店や大型ショッピングセンターへの打撃も懸念される。大型店同士の競争や都市間競争が一段と激しさを増すであろう。




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★ 09年版 九州経済白書★





★図説 九州経済 2008年★

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