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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える


2012年,佐賀県武雄市図書館は,「TSUTAYA」を展開する株式会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(「CCC」)を指定管理者とし,運営を委託。CCCはスターバックスを含む蔦屋書店を設置し,全面改装の末,新装開館した。


 利用時間は9時から21時までに延長、飲み物を手に本を読めるとあって,「東京のブックカフェみたい」と好評で新装開館から約1年1カ月で来館者100万人を達成と好調なスタートを切った。だが,その後は問題続出で波乱の展開に。

・問題1)図書館にあった大量のDVDを破棄していたことが発覚。蔦屋書店に配慮した結果、市民の財産である図書館の資料を破棄したのではないかとの批判を浴びた。

・問題2)貸出カードをCCCが展開する「Tカード」,または新たに発行する「図書利用カード」いずれかの選択制としたため、「貸出情報という個人情報が、一民間企業に伝わる」という問題が発生。

問題3)スマートフォンを活用した電子図書館サービスを開始したが,著作権の制約から,読めるのは150冊(当初の目標は10万冊)、利用者は370人にとどまる(サービスから1年弱経過後の朝日新聞社の報道)。

問題4)2013,2014年度と2年連続で赤字のためか,2014年4月のリニューアル時には、貴重な佐賀県の郷土文化誌などの合計8,760点を除籍、廃棄処分。その一方で、10年以上前のExcel解説本や公認会計士の試験本、株投資本、自己啓発本、なぜか埼玉県のラーメン屋ガイド本、浦和レッズ関連書籍などを大量に購入。蔦谷書店で売れなかった書籍を押しつけられたと武雄市民から批判を浴びた。


 樋渡啓祐(ひわたし けいすけ)前市長は,「これは新しいロールモデル」「貸出情報は個人情報に当たらない」などと弁解を続け、CCC側も「図書館は本のレンタル屋」「新古書店から蔵書を仕入れる」などと発言し,混乱の度合いを深めた。


樋渡啓祐・前武雄市長、CCC子会社の社長に就任

TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2015年7月28日、地方創生や地方高齢者の健康促進など自治体向け事業を進める新会社「ふるさとスマホ」(東京都渋谷区)を設立、社長に樋渡啓祐・前武雄市長(45)が就任すると発表した。資本金の4000万円はCCCグループのCCCモバイルが全額出資した。

スマートフォンを持ち歩いた距離に応じてグループ共通ポイント「Tポイント」を与えるサービス、高齢者にスマホを提供して安否確認ができるサービスなどを通じ、格安スマホの拡販やTポイントの利用者拡大につなげたい考え。

 樋渡氏は2006年に武雄市長に就任。武雄市図書館の運営をCCCに委託し、来館者を増やした。


       :::::: 関連情報  ::::::::::::::::::::::::::

>>>佐賀県知事選、山口祥義氏が初当選 前武雄市長を破る

 保守分裂選挙となった佐賀県知事選が1月11日投開票され、元総務省官僚で新顔の山口祥義(よしのり)氏(49)が、同県武雄市の前市長の樋渡(ひわたし)啓祐氏(45)=自民、公明推薦=ら新顔3人を破り、初当選した。投票率は54・61%で、過去最低だった前回の59・41%を下回った。

 安倍政権が改革派と位置づけて全面支援した樋渡氏と、地元農協が中心になって擁立した山口氏による「政権対農協」の構図。樋渡氏敗北で、政権には痛手となった。成長戦略の柱として進めようとしている農協改革など規制改革にも影を落としそうだ。

 政権は、樋渡氏が市長時代に地元医師会の反発を押し切って、市民病院を民間移譲した実績などを前面に据えた。一方、樋渡氏の政治手法を強引だと批判する地元農協や首長、自民県議らが山口氏を擁立。中央主導の図式への反発を支持につなげた。

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