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 武雄市図書館訴訟,原告の住民側敗訴

 佐賀県武雄市図書館を巡り,市民6人が小松政市長を相手取り,樋渡啓祐前市長に業務委託費約1億4千万円を賠償請求するよう求めた訴訟の判決で,佐賀地裁は27日,原告側の請求を棄却,一部却下した。

 原告側は,樋渡前市長が2012年に書店やレンタルのTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と締結した図書館の空間創出業務の委託契約はずさんで違法と主張。CCCが市の書面承諾を得ずに図書館改修工事を業者に再委託し,市が支出したのは違法としていた。

原告らは昨年,蔵書購入費の一部が安全対策などに流用されているとして住民監査請求したが,市監査委員は「協議の上で実施しており,流用ではない」と退けていた。
 武雄市生涯学習課によると,2013年4月のリニューアル前に書架からの本の落下防止対策などが必要なことが判明し,CCC側と協議。中古本の購入で蔵書購入費を圧縮し,約1220万円を対策費に充てることを決めたという。

 地裁の裁判長は契約の違法性は却下,再委託については「CCCが契約目的を実現させる手段として専門業者を利用しても,新図書館の企画・整備を第三者に委託したことにはならない」とし,原告側の請求を退けた。

 武雄市図書館の来館者,2015年度9%減

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が委託運営する武雄市図書館の2015年度の来館者は、前年度比9・1%減の72万8千人で、CCC運営になった13年度から21・1%減った。貸出利用者のうち市外は45%と3年間ほぼ変わらず、“広域人気”が続いた。

 15年度の来館者は72万8242人。14年度は80万736人、13年度は92万3036人で、2年連続で減少した。貸出利用者は前年度比2・0%減の15万476人、貸出冊数は同4・0%減の46万931冊だった。
 
 貸出利用者の内訳は市内が55・0%、県内市外が31・7%、県外が13・3%で、3年間ほぼ同じ比率。以前は8割が市内だったが、市外からの利用が半数近くという状況が続いている。今も休日は駐車場の満車が続く。登録者は市内30・3%(1万5108人)、市外69・7%(3万4679人)で、市外の比率が高まった。

 民間委託後に開館時間を延長した夜の時間帯(午後6~9時)の貸出状況は全体の23・3%、朝(午前9~10時)は6・5%。前年度と同様、開館時間が延長された時間帯に全体の3割が利用している。

 武雄市文化課は来館者の減少を「想定以上の来館があったリニューアル初年度から徐々に落ち着いている状況」と分析する。「利用者、貸出数も減少しているが、減少率は来館者数より小さい。多様なイベント企画なども増え、定着してきているので、今後は増加に転じるよう期待したい」としている。
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