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参院選岩手選挙区 「小沢王国」危機 永田町での影響力はガタ落ち


 生活の党の小沢一郎代表のおひざ元,岩手選挙区(22日公示,7月10日投開票)(改選数1)は「小沢王国」と呼ばれてきた。だが,小沢氏の影響力低下に伴い,王国崩壊の様相にある。2013年の前回参院選では,無所属の平野達男元復興相にトリプルスコア近い大差をつけられて,公認候補が3位で落選した。

 背水の陣となる今回は,生活の党の主浜了副代表を,民進党と共産党,社民党との野党統一候補として出馬させる準備を進めていた。だが,主浜氏は4月末,「家族の介護」を理由に突然,引退表明した。

 そこで小沢氏は,自らの元秘書で岩手県の達増拓也知事の秘書も務めた元県議の木戸口英司氏を野党統一候補に担ぎだした。民進党は畑浩治元衆院議員の擁立にこだわったが,は畑氏を次期衆院選で岩手2区の統一候補とすることで折り合った。共産党は出馬予定だった吉田恭子氏を比例代表に回した。ようやく、木戸口氏の一本化で動きだした
 前回圧勝した平野氏は,自民党の田中氏の支援に回る。

 前回参院選では,安倍晋三首相が選挙区入りするなど力が入ったが,今回も5月末,石破茂地方創生担当相が入り,虎視眈々と小沢王国の取り崩しを狙っている。

【岩手選挙区,主な立候補予定者】(定数1)

・田中 真一49  自新

 石川 幹子51  幸新

・木戸口英司52  無新


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関連情報  生活の党「谷亮子氏」,参院選に不出馬表明

 生活の党の谷亮子参院議員(比例代表)は6月9日,来月の参院選に出馬しない意向を記者団に表明した。野党の比例統一名簿の実現が見通せず,再選は困難と判断したことが理由と説明している。


<参院選岩手>首相 民共攻撃,野党は応戦

 安倍晋三首相は6月14日,参院選(22日公示,7月10日投開票)の応援で岩手選挙区(改選数1)に入り,盛岡,北上両市で遊説し,野党共闘を批判し,自民党新人への支持を訴えた。前日には生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が盛岡市に入り,野党統一候補の新人陣営をてこ入れしたばかり。

 首相は正午すぎ,盛岡市中心部で演説。「日米同盟廃棄,自衛隊解散を主張する共産党と一緒にやっている。こんな無責任な人たちに未来を託せるか」と野党共闘をやり玉に挙げた。 小沢氏は盛岡入りした13日,「岩手県民には権力におもねらない良識がある。誰が来ようが変わらない」と話した。

 首相は午後2時すぎ,小沢氏の地盤の北上市でもマイクを握った。小沢氏の過去に触れるように「民主党政権の暗い時代に逆戻りしてはいけない」と訴えた。
 その民主党政権で復興相を務めた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)も駆け付けた。「小沢氏は復興最優先の時に(民主党)政権を割った。間違った岩手の政治を変えなければならない」と語った。
 




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