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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
「川口」 日本語NG店も-ディープすぎる街-

 メニューは中国語だけで,日本語や英語表記は見当たらない。店員とのやりとりは基本中国語。この店があるのは中国ではない,埼玉県川口市だ。西川口の駅前を歩くと中華料理店や中国語で書かれた看板が目に入る。

 2019年4月,政府は「改正出入国管理法」を施行,外国人労働者の受け入れが拡大された。新たな在留資格の目的の1つには,深刻な人手不足に対応するための即戦力を受け入れる目的がある。事実上の移民政策の解禁で,日本が大きく舵を切ったといえる。

■在留外国人総数は全国の自治体で3位
 中国人の急増で大きく変貌した街が埼玉県川口市だ。今では外国人の入居者も増えており,「日本の未来予想図」といえる。
川口市の人口は約60万人で,県庁所在地のさいたま市に次ぐ県内2位だ。2018年4月より中核市(県から一部権限が移譲)となった。在留外国人総数は全国の自治体で3位,3万5988人いる。川口市の国籍別で住民をまとめると,中国人が圧倒的に多い。

■1990年代から中国人の住民数が増加
1962年に公開の映画『キューポラのある街』は川口市が舞台。鋳物の街キューポラ(鉄の溶解戸)が多く見られ,多くの韓国・朝鮮人労働者が働き,在日朝鮮人が帰還問題で悩むシーンも描かれていた。1979年当時,韓国・朝鮮の住民数は1910人,中国は86人しかいなかった。それが1993年にそれぞれ2601人,2683人になり中国が追い抜き,2019年には3047人,2万1036人と約7倍の差がついた。この鋭角の右肩上がりの人口増加は,今後も増えていくと予測される。

■川口芝園団地-■外国人比率は5割超
 西川口駅前とともに,市内で中国化が進んでいるのが川口芝園団地である。川口芝園団地は1978年に入居を開始,JR京浜東北線,蕨駅から徒歩8~15分だ。駅は隣の蕨市にあるが,団地の住所は川口市になる。蕨駅は「埼玉都民」のアクセスとしては最適であり,池袋・新宿・渋谷・東京駅など,都心へは30分ほどでアクセスできる。
 川口市芝園町は川口芝園団地の9割程の面積を占めるが,2016年にとうとう外国人が日本人の人口を抜き,2019年には外国人比率が54.5%に達した。
 川口市では2018年度からスタートする「第2次川口市多文化共生指針」を策定。外国人労働者を地域の担い手として受け入れる方針を打ち出した。






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