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青森県の水道代はなぜ高いのか 最安・神奈川の2.4倍
     出典 毎日新聞電子版 2019年2月9日 08時27分  

 青森県は水道料金の平均が全国で最も高い。最も安い神奈川県の約2.4倍である。日本水道協会(東京都)によると,家庭用で月10立方メートルを使った場合,青森県の平均水道料金は2157円(昨年4月現在)。一番安い神奈川県は898円で,全国平均の1556円と比べても差は大きい。青森県内の26事業体のうち,最も高いのは中泊町で2991円。

 青森県の水道料金は高い理由は,集落が広範囲に点在し,浄水場など水道施設の集約が難しい点にある。

 南北約78キロに及ぶ深浦町では,日本海沿いのわずかな平地に集落が散らばる。町水道課の黒滝理事は「集落ごとに浄水場などが必要で,そのぶん維持管理費用もかかる」と説明する。統合を進めたものの,町には維持しなければならない浄水場が14カ所もある。

 コストがかかる上に過疎化などで給水人口が減り,採算は厳しい。町によると,給水費用を料金収入で賄えているかを示す「料金回収率」は58.69%(2016年度)。全国平均の105.59%を大きく下回る。町は一般会計から補助金を出して補填(ほてん)しているが,給水人口は26年度には6867人と16年度から約2割減る見通しで,料金収入はさらに悪化するという。

 町は子育て世帯の負担軽減や定住促進を目的に,使用量が一定基準を超えた超過料金を17年度から約2割下げた。だが少子化や過疎化による人口減を食い止めるのは難しく,年数がたつにつれ水道施設も古くなる。抜本的な対策は見つからない。

 青森県内で水道料金が最も安いのは三沢市で,10立方メートルの使用で1080円。三沢市の場合は,米軍三沢基地関連の交付金を活用することで水道施設への投資費用を抑えられていることが理由の一つにあげられる。

>>>青森県内の主な家庭用の水道料金(月10立方メートル使用した場合)

・青森市=1274円

・弘前市=1671円

・黒石市=2484円

・十和田市=1899円

・むつ市=1792円

・八戸圏域水道企業団=2052円

・久吉ダム水道企業団=2789円

 ※日本水道協会発行の「水道料金表」より。2018年4月1日現在。消費税,メーター使用料を含む


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