FC2ブログ

エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
 総合スーパーのベイシア(馬県前橋市 http://www.beisia.co.jp/)は幹線道路沿いへの大型店の出店で郊外地域では高いシェアを獲得しているが,群馬県内でも前橋市や高崎市などの人口集積地域では他のスーパーの出店攻勢を受け,小型・中型スーパーの店舗形態で競合他社に対抗している。
 ベイシアが中型スーパーを展開するのは,大型店の出店を規制する改正まちづくり3法の影響で出店余地が限られてきていることも背景にある。売り場面積が3000平方メートル以下であれば,法律上の規制も緩く,用地を見つけやすい。法規制に合わせた柔軟な出店で売り上げの拡大を目指す。


 ベイシア(前橋市,高山正雄社長)は,昨年より小型・中型スーパーの出店を始めた。主力の大型店に比べて売り場面積は3分の1程度で,商品を食料品に限定。人口が集積している小さい商圏に単独出店することで,地方の中心都市でのシェア拡大を目指す。2011年は千葉県流山市などに4店を出店し,将来は店舗数(現在98店)の約1割が中型スーパーになるようにする。

 中型食品スーパーの売り場面積は約2500~3000平方メートルで,主力の大型店「スーパーセンター」に比べると3分の1程度。食料品は大型店とほぼ同じ品ぞろえにするほか,平日の顧客を意識して総菜は独自のメニューも投入する。

 スーパーセンターは半径5キロメートルの人口が5万人以上の地域に出店していたが,中型スーパーは半径1キロメートル1万人以上の小さい商圏に照準を合わせる。1店当たりの年間売上高は約20億円を想定している。

 効率的に店舗を運営するため,肉のカットやパック詰めといった加工業務は近くの大型店が担う。加工業務を集約することで人件費を抑制できるほか,店舗の加工スペースを圧縮できるメリットがある。

◇1号店は伊勢崎バイパス店
 2010年11月19日(金),伊勢崎市連取町の旧伊勢崎BP店の跡地に,SM伊勢崎BP店を1号店としてオープン。SM伊勢崎BP店は,商圏として,伊勢崎市,玉村町,前橋市東部,本庄市北部64,000人,24,000 世帯を見込んでいる。

  


◇千葉・いすみ大原店-小型の総合スーパー実験店  

 総合スーパーのベイシア(前橋市,高山正雄社長)は昨年7月,に従来より規模を小型化した総合スーパーいすみ大原店(千葉県いすみ市)をオープンした。同店は,東金店に次ぐ千葉県下15号店となり,スーパーセンター業態としてはベイシアで36号店,千葉県下では10号店である。
いすみ大原店は,海岸に沿って南北に延びる主要導線国道128号線に面し,いすみ市日在(ひあり)のカインズホーム大原店の隣接する。いすみ市,御宿町の全域と,勝浦市,大多喜町の一部52,000 人,17,000 世帯を商圏とし,また,鴨川店と長生店の商圏の空白エリアを埋めることで,南房総エリアのドミナントを形成する。。

 同店は,売り場面積は5200平方メートルで,衣食住の商品をそろえた同社の業態「スーパーセンター」としては過去最小。改正まちづくり3法の影響などで大型店の出店が難しくなってきていることもあり,従来店舗ではカバーしきれない中規模の商圏を狙う。

 新店のいすみ大原店は平屋建てで売り場面積は5235平方メートルで,7000~1万平方メートルが中心のスーパーセンター36店では最小となる実験的な店舗。建築費と内部の設備を合わせた初期投資は9億円と,従来の4分の3に抑えた。自動車で15分以内に住む5万人を商圏人口として見込んでおり,年間の売上計画は25億円。

 07年に完全施行された改正まちづくり3法は大型店の出店地域を大幅に限定し,スーパーにとっては店舗の展開余地が限られてきている。また,ベイシアは千葉県など既存の出店地域では人口の多いエリアへの店舗配置を進めていることから,小型化した総合店でそのすき間となる中型商圏を狙っていく。

◆ベイシア(本部/群馬県前橋市)
・資本金:30億9,950万円 ※2011年2月末現在
・従業員数:1,214人  ほかに専任・パート社員,アルバイト8,740人(8時間換算)
※2011年2月末現在
・売上高:2,771億円 ※2011年2月末現在
・店舗数:102店舗 ※2011年7月末現在
・出店地域:福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,新潟県,長野県,山梨県,岐阜県,静岡県,愛知県,滋賀県の13県下 ※2011年7月末現在






「身の丈」を強みとする経営 縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」

いま考えるべきことは「成長・発展」ではない。なんとかして生き残ることである。そのヒントは拡大主義と「ガンバロー」の精神論を排した身の丈経営=考える経営にある。市場を小さく見て、「ムリ・ムダ・ムラ」を省く。人材さえ育てれば、カネとモノは後からついてくる。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://misuzukaru.blog90.fc2.com/tb.php/373-b0963fb0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック