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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える

4~6月発表の日銀支店の景気判断から,地方経済の現況が概括できる。

>>>日銀前橋支店の景気判断-半年ぶりに上方修正 

 日本銀行前橋支店は3月7日,管内金融経済概況を発表し,景気は「改善の動きが弱まった状況から徐々に脱しつつある」として,昨年9月以来,半年ぶりに総括判断を引き上げた。

 今回,景気判断の根拠となる輸出,生産など12項目のうち,輸出▽労働需給▽住宅投資▽個人消費-の4項目を上方修正した。

 1月の有効求人倍率が2カ月連続で上昇。エコカー補助金の終了や家電エコポイント制度の見直しを受けて落ち込んでいた車,家電製品への需要が下げ止まり,個人消費にも持ち直しの動きがみられた。


>>>九州・沖縄の景気判断 を据え置き 「一部に持ち直しの兆し」
 日銀福岡支店発表による4月の九州・沖縄の金融経済概況によると,「東日本大震災の影響による供給面の制約から下押し圧力がかかった状態が続いている」とし,景気の基調判断を据え置いた。

 製造業では部材の調達難が緩和して操業度を上げている企業もあり「持ち直しの兆しも一部に見られつつある」とした。

 先行きについては,震災の影響を指摘しつつも「長い目で見れば緩やかな回復経路に復していく」との見方を示した。

 震災後,旅行の手控えなどで弱含んだ個人消費は,自粛ムードの一服で衣料品が持ち直すなど「底堅さが戻りつつある」。

 生産は,素材業界を中心に被災工場の代替生産がみられるほか,火力発電用タービンなど需要が増えている製品もあるという。輸出に関しては,自動車工場が操業を一時止めた影響で減少しているとし,判断を引き下げた。


>>>香川・徳島・高知を下方修正 

 日本銀行発表の4月の金融経済概況は,東日本大震災の影響が比較的大きかった香川,徳島,高知3県の景気判断を引き下げた。愛媛県の判断は据え置いた。
 4県の生産は持ち直し基調にあるが,震災が影を落としている。東日本の代替生産が増える業種もあるが,一部で部品調達難の悪影響が出始めている。個人消費は自動車販売を中心に弱い。

 【香川】「持ち直し基調にあるものの,一部に震災の影響による下押し圧力が見られる」として下方修正した。震災の影響で部品調達が滞り,一般機械,電気機械が操業度を下げた。清水季子・高松支店長は先行きを「サプライチェーン(供給網)が回復するかどうかにかかっている」とみる。

 【愛媛】「緩やかに持ち直している」との判断を3カ月連続で据え置いた。外航造船が高操業を続けているほか,代替生産による出荷増を背景に家庭紙,電気機械,合成樹脂加工品などが生産水準を上げた。大型小売店販売は下げ止まっている。

 【徳島】「持ち直し基調にあるものの,一部に震災の影響による下押し圧力がみられる」と昨年11月以来の下方修正。発光ダイオード(LED)が高水準の生産を維持し,化学,食料品が安定的な生産を続けている。大野修一・徳島事務所長は「震災の影響は全国に比べて小さい」とみている。

 【高知】「震災に伴う下押しの影響が幅広い分野に広がり,弱めの動きになっている」と4カ月ぶりに下方修正した。自粛ムードの拡大で旅館・ホテルの宿泊予約キャンセルが相次いだ。主要な旅館・ホテルの宿泊客数は前年比で22%減った。


>>景気判断を下方修正 中国地方の日銀4支店

 中国地方の日銀4支店発表の4月の金融経済動向によると,全支店が2カ月連続で景気の基調判断を下方修正した。東日本大震災の影響で自動車を中心に生産活動が停滞している。個人消費は震災直後の急激な落ち込みが徐々に緩和されているが,なお弱い動き。今後は物流網の復旧や節電の影響に注視が必要としている。

 生産活動は震災の影響を受けた資材や部品の調達難などから,自動車関連産業を中心に停滞。それに伴い輸出も減少している。個人消費は自粛ムードが薄れつつはあるが,乗用車販売が生産減に伴う新車供給不足などから大幅に減少している。

 今後の見通しについて米谷達哉・広島支店長は「もともと自動車購入などの消費意欲は活発で自粛ムードは薄れていく。自動車産業が持ち直すかにかかっている」との見方。高橋経一・岡山支店長は「生産活動は改善していくが,そのテンポは全国のサプライチェーン(供給網)復旧の動きに左右され,業種によってばらつきが出そうだ」とみる。

>>>北陸3県  5月金融経済概況 「停滞感に和らぎ」

 日銀金沢支店発表の北陸三県の五月の金融経済概況によると,東日本大震災以降にみられている停滞感が和らぎ,企業の業況感や家計のマインドは慎重さが幾分後退しているとして,前月の景気判断を上方修正した。


 ただ,部材調達難など供給制約から生産面を中心に下押し圧力は続くとみられ,福島原発事故の収束見通しなど不確定要素も多いとし,回復時期について北原道夫支店長は「秋口が期待される」との表現にとどめた。


 個人消費は,乗用車や家電販売,旅行取扱高で低調が続いているものの「自粛ムードが弱まり,震災前の状況に戻りつつある」。気温の上昇に伴い春物の衣料品や日用品が持ち直しており,四月の百貨店販売は前年同月比0・6%増となった。


 温泉地の宿泊状況もヒアリングで「四月下旬から個人客中心に予約が持ち直している」「ゴールデンウイーク期間中も思ったほど落ち込まなかった」との声が聞かれたという。


 一方で製造業の生産は,自動車関連を中心にメーカーの減産や部材の調達難を背景とした生産調整の動きが電気機械や繊維企業で見られるという。

 震災による北陸の企業への影響については,「先月は情報が不足する中で慎重な姿勢が多かったが,業種によって影響の違いが出てきている」と景気判断引き上げの要因を指摘している。
 その上で先行きの見通しについては,秋以降の生産活動の回復に期待感を示す一方で,日々変わる電力供給や原発事故の状況を不安定な要素として挙げ,慎重な姿勢を示した。


>>>京都府と滋賀県の5月  景気判断を下方修正 

 日銀京都支店発表の京都府と滋賀県の5月の金融経済概況によると,総括判断について「東日本大震災の影響などから弱含んでいる」と,下方修正した。判断の引き下げは2カ月連続。個人消費,製造業,観光でマイナス材料が目立つ。

 個人消費では,不要不急の支出を抑える動きが広がっている。生産は精密機械,電子部品など幅広い業種で自動車メーカーからの受注が減った。和装も震災以降に大きく落ち込んだ。

 観光面では団体の外国人客を中心に宿泊予約のキャンセルが相次ぎ,ホテルの稼働率が低下している。ただ滋賀県内はNHKの大河ドラマの効果があり,観光客数が前年並みを維持した。


>>>中部3県4月の景気判断「足もと悪化」へ下方修正

 日銀名古屋支店発表の4月の中部3県(愛知・岐阜・三重)の金融経済動向によると,景気の総括判断を「持ち直しつつあったが,足もとでは悪化しているとみられる」とし,4カ月ぶりに下方修正した。東日本大震災による生産や輸出の停滞に加え,個人消費の冷え込みを踏まえた。今後は部品や電力の供給不足の影響,企業の資金繰りなどを注視する。

 前月(3月16日)の総括判断は「持ち直しつつあったが,今後は東北地方太平洋沖地震の影響が懸念される」。項目別では「生産」「輸出」「雇用・所得」「個人消費」を下方修正した。

  中部経済の先行きについては(1)中小企業を中心とする資金繰り円滑化(2)夏場の電力不足が及ぼす部品供給や自動車需要への影響(3)企業の立地戦略や調達網の見直し――がカギを握るとした。

>>>5月の山梨県内景気-「足踏み状態」 下方修正

 日銀甲府支店は,5月の山梨県内景気が「足踏み状態にある」とし,前回判断の3月に比べ,下方修正した。東日本大震災後に深刻化している消費の冷え込みや,企業の生産活動の低下傾向が,景気を後退させるマイナス材料と判断した。

 同支店は5月の基調判断を「県内景気は緩やかに回復しつつあったが,震災の影響により,足踏み状態にある」と表現。震災直前の3月9日に発表した3月の判断では,「緩やかに回復しつつある」としていた。

 個人消費は,3月の大型小売店の衣料品販売額が振るわなかったほか,家電売上高が3月まで4カ月連続で前年を下回った。

 生産活動は,ミネラルウオーターなど食料品は震災後の需要急増で増産傾向にあるが,電子部品・デバイスや輸送機械の生産は,県内外からの部品の供給網(サプライチェーン)が寸断されるなどが原因で,生産水準が低下した。 

 


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⇒ 関連HP ⇒ エリアマーケティング
⇒ 関連HP ⇒ 県民性-風土記


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「身の丈」を強みとする経営』(日本経済新聞出版社)では,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく,マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の小売業経営のあり方を考察しています。

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