FC2ブログ

エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える



地域性からみた日本 多元的理解のために』は,1995年6月に伊豆大島で『日本の地域性と現代』というテーマで開催の,3日間の国際シンポジウムの報告書。

 日本は多様な気候・風土・文化に恵まれ、地域性は現在も私達の生活の中に息づいている。民族・家族・言語・音楽・食物・行政・建築・地理・民族の専門家11氏が東と西、中央と地方の対立軸からは見過ごされてきた様々な「日本の素顔」を論じている。

現代日本の社会、経済、並びに文化において、伝統的な日本の地域性はどのくらい、あるいはどういう形で残っているのか、または残っていないのか、もし残っていないとすれば、それは別の形に変わったのか、そして現在の日本の、例えば経済、政治にどのくらい影響を及ぼしているのかを追求。
 『 地域性からみた日本 多元的理解のために』でいう「地域性」とは、さまざまな地域ごとの個性、地域らしさ、多様なあり方を表す言葉として用いている。

・社会組織の地域類型、大林太良
・東北地域:同族組織
・北陸地域:親方子方組織
・西日本海岸地域:年齢階梯制、若者組
・近畿地域:宮座組織
・伊豆諸島南部と奄美:ルースな社会構造


現代日本経済の地域性、安東誠一
・等質地域、機能地域
・日本女性の年齢階級別労働力率:M字型カーブ
→大都市は谷が深い、地方圏浅い
→地方圏:副業発達、家計補助的役割
→大都市近郊ベッドタウン:夫の賃金高、適職機会低い
・個人の経済行動
→西日本:核家族、定住志向低い
→東日本東北:土地との親和性強、定住志向
・高度成長からの定住化
→1、素材産業から機械工業へ(→労働力不足)
→地方、農業の省力化(→労働力余剰)
→→地方への工場進出、定住を促進
→2、財政支出拡大で雇用創出、依存
→農村の市場経済化
・北海道沖縄の経済:ロシア極東地方、台湾、フィリピン等との経済交流の必要性
・大都市から地方への地域間所得移転の余力は今後あるか


現代日本の音楽状況と地域性
・リズムの類型:水田稲作農耕民、海洋漁労民、山村畑作狩猟民、牧畜民、北方狩猟民
日本海側と太平洋側の違い

◆編者:〈ヨーゼフ・クライナー〉1940年オーストリア生まれ。ウィーン大学で日本文化を専攻した後、日本へ留学した親日家。現在、ボン大学教授、ドイツ-日本研究所所長。著書に「ケンペルのみたトクガワ・ジャパン」など。




地域性からみた日本 多元的理解のために

スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://misuzukaru.blog90.fc2.com/tb.php/605-bfc5f6d1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック