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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
 ユーラシア大陸に沿って南北に連なる日本列島。起伏に富む地形と四季の美しさは、国生みという神がかり的な行為から生み出された、と古代人は考えた。


712年に完成した古事記。上巻(かみつまき)、中巻(なかつまき)、下巻(しもつまき)からなる。

≪国生み≫
 イザナキノミコトとイザナミノミコトは天上の高天原で、神々から「いまだ漂っている国土を整えてつくり固めよ」と命じられる。天の沼矛で「こおろこおろ」と海をかき回すと、矛の先からこぼれ落ちたしずくが積もって「オノゴロ島」ができた。2人の神はここに降りて、天の御柱と神殿を建立した。

 イザナミノミコトが「私には成り合わないところが1カ所ある」と言うと、イザナキノミコトは「私には成りあまったところが1カ所ある」と言い、「私の成りあまったところでそなたのところを塞いで国土を生もう」と2人が交わった。最初にイザナミノミコトが声をかけると、きちんと島ができなかったため、イザナキノミコトから声をかけ、淡路島など8つの島ができたので、日本を「大八島国」といった


 〈国稚(わか)く浮ける脂(あぶら)の如くして、くらげなす漂へる〉

 2人の神が、天上から授かった聖なる矛(ほこ)、天(あま)の沼矛(ぬほこ)でかき混ぜる前の地上世界について古事記はそう記す。

 神話が描く国生みの様子は、いかにも雄大で神秘的である。イザナキノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)の,2人の神が天の沼矛で海をかき回すと、矛からしたたり落ちたしずくが島になり、さらに「天の御柱(みはしら)」の周りを互いに逆の方向に回って交わると、日本列島が誕生した。

 真っ先に生まれた淡路島を、古事記は「淡路之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」と記す。「今も稲穂が豊かに実り、島の人たちは田をとても大切にしている」と本名氏。瑞穂の国を象徴する豊かな土地だからこそ、最初に生まれた島とされたのかもしれない。

 続いて生まれたのは伊予之二名島(いよのふたなのしま)(四国)、隠伎之三子島(おきのみつごのしま)(隠岐島)、筑紫島(つくしのしま)(九州)、伊伎島(いきのしま)(壱岐)、津島(対馬)、佐度島(さどのしま)(佐渡)、大倭豊秋津島(おおやまととよあきづしま)(畿内一帯)。畿内以東について語られていないのは、政権の統治外の地域だったためと考えられる。神話は、古代の政治状況を垣間見る史料でもある。

  出典:古事記編纂1300年 第1部(1)海を混ぜ、できた島々  2012.7.4
  サンケイ新聞







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